2004年 5月21日〜2004年 6月21日まで

日  付 タ イ ト ル
2004年 6月16日 長焦点に挑戦 M57
2004年 6月14日 M57ドーナツ星雲・M27亜鈴状星雲 撮影
2004年 6月13日 M13・三裂星雲・弧状星雲 撮影
2004年 5月28日 月・M17オメガ星雲撮影
2004年 5月25日 月・M9球状星団・M16わし星雲撮影
2004年 5月24日 月を撮影
2004年 5月21日 金星を撮影

2004年 6月16日(水) 晴れ シーイング△ 透明度△

透明度が悪かったのですが、折角の梅雨の中休み。有意義に使わなければ…。先日2000mm以上でも問題なくガイド出来たので、懸案事項だった2800mmでのオートガイドに挑戦してみました。ただ、シーイングが悪く決してベストな条件ではありませんでしあが、一応及第点の結果のようで…。もう少し、赤道儀のバランス等改善の余地はありますが、これだけ撮れれば良しとしなければ…。
望遠鏡 ディスカバリー317
補正系 +2倍バロー 2852mm
カメラ ST−8XE
露光 L…5分×6
RGBは先日の情報を利用
コメント RA方向に少し流れ気味か?ただ、PEC設定がそろそろ甘くなってきている頃なので、その辺りの調整でRAの流れは押さえられそう。DECは前々からの裏技が健在でかなり良好です。

2004年 6月14日(月) 晴れ シーイング△ 透明度○

昨日よりは少しだけシーイングがマシ?昨日撮れなかったM27の撮影です。少し時間があったので、M57で2000mm台のガイドのテストとバローレンズのテストを行いました。中心付近のニュートン独特の針で突いたようなシャープさは失われますが、周辺部までコマも無く、ガイド星も○かったので、良好にガイド出来ました。ただ、シーイングが悪かったので、100%の出来ではありませんが、中心星も出たし、及第点でしょう。M27はフィルターの特性で紫に写る弊害を回避する為の画像処理のテストです。Gに少しだけBフィルターの情報をミックスしています。結果は良好で、惑星状星雲の撮影方法にも目処が立ちました。後は焦点距離の問題ですね。
望遠鏡 ディスカバリー317
補正系 +1.5倍バロー 2139mm +パラコア 1640mm
カメラ ST−8XE ST−8XE
露光 L…5分×6
RGB…各3分×5
L…5分×7
RGB…各3分×6
コメント M27は、どうしてもタイプVフィルターの特性で紫が強く出るのでGに少しだけBの情報を混ぜて、Gを上げる事で紫化を防げました。

2004年 6月13日(日) 晴れ シーイング△ 透明度○

梅雨も中休み?ビックリするような晴天。北よりの高気圧ゆえに爽やかな一日でした。ただ、シーイングは悪かった。南天低空の透明度も良さそうなので、前回失敗したM20三裂星雲を撮り直し。その前に、M13で時間稼ぎ。いつもよりも撮影枚数を増やしてS/Nを稼ぎました。そして、いよいよ真打の登場。M20です。LにHαとBフィルターで撮影した情報をミックスしてコントラストを稼いでみました。最後にM27の亜鈴状星雲を撮影したかったのですが、Hαフィルターのセッティングが勿体無かったので、急きょNGC6888弧状星雲を撮影しました。昨年撮影してイマイチだったので撮り直し組です。
M20とNGC6888は長辺800ドットに縮小
望遠鏡 ディスカバリー317
補正系 +パラコア 1640mm +パラコア 1640mm
カメラ ST−8XE ST−8XE
露光 M13
RGB…各3分×7
M20
L5分×4+Hα5分×4+B
RGB…各3分×5
NGC6888
L…Hα5分×5+RGB輝度
RGB…各3分×5
コメント 街中で撮るM20はこれが限界か…。やはり暗い夜空の所に遠征なしいと厳しい対象ですね。NGC6888は赤のハイライトが飛んでしまった。再処理も大変なので、そのままアップしちゃいました。

2004年 5月28日(金) 曇り後ち晴れ シーイング○ 透明度×後ち○

シーイングが良さそうだったので木星を撮りたかったのですが、雲が…。仕方がないので息子と月面を観望した後、カメラをセットしてパチリ。うす雲を通しての月面なので先日ほど綺麗ではありませんが、それでも綺麗な月面。素晴らしい。その後、完全に曇ってしまったので一旦閉店したのですが、寝る前にベランダに出ると何と綺麗な星空。南天低空も少し星が見えている。撮影サインが出たからには撮らないと…。M17オメガ星雲を撮影しました。
望遠鏡 ディスカバリー317
+SP40mm コリメート法 +パラコア 1640mm
カメラ CoolPix990 ST−8XE
露光 1/141秒 F3.1 L…Hα5分×5+RGBの輝度信号
RGB…各3分×5(2ビニング)
コメント M16同様にHαを控えめにブレンドしています。もう少し派手にブレンドすれば去年の画像位シャープに出来ますが、この位が不自然になる一歩手前といったところでしょうか。

2004年 5月25日(火) 晴れ シーイング○ 透明度○

昨日の月面が余りにも不甲斐ないので撮り直し。月が西に傾いても今日は良い天気。南天低空もOK?さそり座の心臓が見える。こんな日は撮影日和。いて座近辺が撮影可能になるまでM9球状星団を撮影して時間つぶし。その後、M16ワシ星雲を撮影して撤収。処理が楽しみ楽しみ。
望遠鏡 ディスカバリー317
+SP40mm コリメート法 +パラコア 1640mm
カメラ CoolPix990 ST−8XE
露光 1/158秒 F3.1 M9
RGB各3分×4 
M16
L…Hα5分×5+RGBの輝度信号
RGB…各3分×5(2ビニング)
コメント 月面本気モードです。昨日より良いでしょ?M16は結構気合入ってます。

2004年 5月24日(月) 晴れ シーイング△ 透明度○

久しぶりに月を撮影してみました。究極の組み合わせ、ディスカバリー317にミードSP40mmです。この組み合わせにCoolPix990を絡めるとこし腰を抜かしそうになるような素晴らしい月面が撮れます。今日はシーイングがイマイチでしたが、コンスタントにこれ位の画像は撮れます。
望遠鏡 ディスカバリー317 + SP40mm
カメラ CoolPix990
露光 1/50秒 F3.1
コメント 腕が鈍ったかな?と言うよりカラーバランスが変?

2004年 5月21日(金) 晴れ時々曇り シーイング○ 透明度×

今年初めから金星の変化を継続して写真におさめてきましたが、やはりシーイングには勝てず、また処理も億劫で5月分しか処理していないお粗末さ…。究極の内合、日面通過までの経過を撮影したかったのですが…。
望遠鏡 ディスカバリー317 + ナグラ−7mm
カメラ CoolPix990
露光 1/111秒 F4.0
コメント 年明けから、金星の連続撮影にチャレンジしていましたが、画像処理が億劫で…。内合直前の金星でした…。