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その他の最近のブログ記事

スペースシャトルの詳細の軌道要素が入手出来ました。

残念ながらドッキング時のランデブーは無理みたいです。

17日夕方ですが、国際宇宙ステーションが18:55頃に見え始め

19:00頃見えなくなります。その約5分後にスペースシャトルが

見え始め...って感じなので、同じ視野には入ってきません。ん~...。

とても残念。

次は切り離しのタイミングです。こちらに期待しましょう。

 

【国際宇宙ステーション】

Date Mag Starts Max. altitude Ends
Time Alt. Az. Time Alt. Az. Time Alt. Az.
17 Mar -0.4 18:55:19 10 W 18:57:56 28 NW 19:00:33 10 NNE
18 Mar 1.0 19:24:31 10 NW 19:25:24 11 NNW 19:26:16 10 N
19 Mar -0.1 18:14:22 10 W 18:16:52 24 NW 18:19:22 10 NNE

【スペースシャトルSTS-119】

Date Mag Starts Max. altitude Ends
Time Alt. Az. Time Alt. Az. Time Alt. Az.
17 Mar 0.9 19:04:48 10 W 19:06:31 18 NW 19:08:13 10 NNE
18 Mar 1.4 18:56:33 10 WNW 18:57:39 12 NNW 18:58:45 10 N

 

若田光一ら7人のクルーを乗せたスペースシャトル「ディスカバリー号」は、米国東部夏時間3月15日午後7時43分(日本時間3月16日午前8時43分)に、NASAケネディ宇宙センター(KSC)から打ち上げられました。

さあ、今回のミッション中にランデブーを激写出来るのでしょうか?ここからは運次第?NASA次第?

一回目のランデブーはドッキング前です。今回のドッキングのスケジュールを調べてみましょう。

2009年3月18日午前6時13分(日本時間)予定

ふむふむ。さあ、この日よりも前でスペースシャトルを見られる日はあるでしょうか?と情報収集しましたが、シャトルの詳細の情報がまだ無い。仕方が無いのでISSの情報を収集。

Date Mag Starts Max. altitude Ends
Time Alt. Az. Time Alt. Az. Time Alt. Az.
16 Mar -2.3 18:27:51 10 SW 18:30:46 63 SE 18:33:41 10 NE
16 Mar 0.9 20:05:06 10 NW 20:06:25 12 NNW 20:06:33 12 NNW
17 Mar -0.4 18:55:21 10 W 18:57:58 28 NW 19:00:35 10 NNE
18 Mar 1.0 19:24:34 10 NW 19:25:27 11 NNW 19:26:19 10 N
19 Mar -0.1 18:14:26 10 W 18:16:56 24 NW 18:19:26 10 NNE

あれれ...。夕方ばっかりじゃないですか?ドッキング前日の夕方。17日の18:55。これが一回目のランデブーの可能性有り?シャトルの軌道要素が入り次第シュミレートしてみます。ただ、この日は日本海上空を飛行するので、学研都市天文台は条件が悪いです。日本海側のみなさん。ランデブーのチャンスですよ!?

国際宇宙ステーションを見よう。

以上、学研都市天文台。シミュレーション部からのお知らせでした。

追伸:長らく更新をストップしていましたが、本日より学研都市天文台の活動を再開致します。

星出さんの今回のミッション。JAXA(宇宙航空研究開発機構)では、「1Jミッション」と呼ばれています。このミッションのスケジュールの詳細はこちらに公開されてます。

さて、このスケジュールが予定通りだとすると、IIS(国際宇宙ステーション)からの分離予定は2008年6月11日午後8時42分(日本時間)となっております。今度こそランデブーを写真に収めたいのですが、どうも、今回のフライトスケジュールは関西方面には辛いスケジュールなようで...。

Date Mag Starts Max. altitude Ends
 Time  Alt. Az. Time  Alt. Az. Time  Alt. Az.
7 Jun -1.1  20:28:32  10 NNW 20:31:11  32 NE 20:32:09  25 ENE
8 Jun 0.4  19:16:38  10 N 19:17:55  12 NNE 19:19:11  10 NE
8 Jun -2.2  20:50:22  10 NW 20:53:13  59 SW 20:53:16  59 SW
9 Jun -1.0  19:37:34  10 NNW 19:40:10  30 NE 19:42:46  10 ESE
9 Jun 0.3  21:13:17  10 W 21:14:26  14 WSW 21:14:26  14 WSW
10 Jun -2.2  19:59:19  10 NW 20:02:10  65 SW 20:04:20  16 SE
11 Jun 0.1  20:22:04  10 W 20:23:56  16 SW 20:25:37  11 SSW
13 Jun 0.1  19:30:49  10 W 19:32:48  17 SW 19:34:47  10 S

切り離し直前に悪条件で通過。この時は最高の条件ではありませんが、沖縄方面が良いようです。その後は13日まで観測不能。こりゃ厳しい。その13日も、条件は悪い。南西の低空で不可能に近い。う~ん。こりゃ駄目だ。

国際宇宙ステーションとドッキングしている状態だが、8日と10日が関西では一番条件が良さそうだ。特に8日は、最高高度になった3秒後に突如見えなくなるようです。これは、国際宇宙ステーションに太陽が当たらなくなる為で、マイナス2等級で見えてる人工衛星が突如見えなくなるのってどんな感じだろうと今からワクワクしています。

何とかして、色々な楽しみ方を模索中です。だって、ランデブーが見られないんだから...。

 

日本時間6月1日午前6時2分、宇宙飛行士の星出彰彦さんが、スペースシャトル「ディスカバリー号」に搭乗して、国際宇宙ステーションを目指します。STS-124ミッションと呼ばれている今回の任務で、日本の「きぼう」日本実験棟の中の主要モジュールである船内実験室とロボットアームを組み立てる予定です。

さあ。またまた、シミュレーションです。

まず、予定通り打ち上げが実行されたと仮定して、国際宇宙ステーションを日本から観測出来る日を探して見ましょう。

Date Mag Starts Max. altitude Ends
Time Alt. Az. Time Alt. Az. Time Alt. Az.
2 Jun 0.9 21:49:02 10 N 21:49:41 12 N 21:49:41 12 N
3 Jun 1.2 22:10:21 10 NNW 22:10:43 13 NNW 22:10:43 13 NNW
4 Jun 0.4 20:58:26 10 N 20:59:58 13 NNE 21:00:28 13 NE
5 Jun -0.5 21:19:39 10 NNW 21:21:33 29 N 21:21:33 29 N
6 Jun 0.4 20:07:45 10 N 20:09:12 13 NNE 20:10:37 10 ENE
6 Jun 0.3 21:41:39 10 WNW 21:42:40 19 WNW 21:42:40 19 WNW

 あれあれ...。学研都市天文台のある関西は壊滅的なスケジュールですね。トホホです。6月4日までのルートは主に北海道上空です。この辺りにお住まいの方はチャンスですね。 5日は東北・北陸。6日はまたまた北海道。星出さんって、こっち方面出身でしたっけ?プロフィールを見ると東京都出身。要するにNASAの都合です。当たり前と言えば当たり前ですが...。でもちょっと残念。

7日以降は、また情報が発表されれば、シミュレートしましょう。

シミュレートは、ここでしました。

昨夜、国際宇宙ステーションとスペースシャトルのランデブーを撮影しようとチャレンジしましたが、残念。直前に曇ってしまいました。もう撮影チャンスは無いのでしょうか...。

早速調べましょう。

場所:学研都市天文台(京都最南端) 

【シャトル】

Event Time Altitude Azimuth Distance (km)
Rises above horizon 19:42:05 -0° 239° (WSW) 2,116
Reaches 10° altitude 19:44:07 10° 246° (WSW) 1,284
Maximum altitude 19:46:53 43° 322° (NW ) 487
Enters shadow 19:47:20 39° 350° (N ) 527

【ステーション】

Event Time Altitude Azimuth Distance (km)
Rises above horizon 19:41:39 -0° 239° (WSW) 2,112
Reaches 10° altitude 19:43:41 10° 246° (WSW) 1,281
Maximum altitude 19:46:27 44° 321° (NW ) 482
Enters shadow 19:46:54 39° 351° (N ) 523

 

如何ですか?意外とまだ近くにいそうですね。

 

P20080326_1.jpg

 

離角は20度ちょっとでしょうか。これなら十分同一視野に写せますね。問題は天気なんです。今日の天気予報も悪そう。お願いだから晴れて!

 

以上、学研都市天文台。シミュレーション部からのお知らせでした。

 

先日、「国際宇宙ステーションとスペースシャトルを見よう!」と銘打って、情報発信致しましたが、どうやら、今夜、撮影のチャンスが訪れそうです。

JAXA発表の情報では、25日9:25(日本時間)にシャトルは国際宇宙ステーションから切り離されました。

あれぇ~。早いじゃないかぁ~。

今夜観察出来る時まで10時間。これじゃあ大きく離れていてランデブーの写真は無理か...。残念ながら、スペースシャトルの軌道要素は午後2時現在入手出来てません。シャトルの撮影は厳しいか...。

実際のところ10時間でどの程度、国際宇宙ステーションから離れているのか不明ですが、運がよければ、まだ周辺をウロウロしているかもしれません。淡い期待をもって撮影してみます。

問題は天気なんです。今日の天気予報は晴れ後ち雨。う~ん。ますます厳しい。

兎にも角にも、運を天に任せましょう。

 

以下、学研都市天文台を基準点に計算した情報です。

Event Time Altitude Azimuth Distance (km)
Rises above horizon 19:19:21      -0°      212° (SSW)      2,110
Reaches 10° altitude 19:21:23     10°     205° (SSW)     1,279
Maximum altitude 19:24:00     39°     139° (SE )        522
Enters shadow 19:24:00     39°     139° (SE )         522

 

 

追記:スペースシャトルの軌道を確認出来るサイトを発見。まだ、午後3時現在、まだ国際宇宙ステーションの近くをウロウロしている事も確認。晴れれば、ランデブー見られるかも...。

国際宇宙ステーションとシャトルの現在地情報

 

去る3月11日に、土井 隆雄(どい たかお)さんを乗せたスペースシャトル・エンデバーの打ち上げが成功した事は既にニュースでご存知の事だと思う。

さて、このスペースシャトルや国際宇宙ステーションですが、地上から見る事が出来るか否か。

「望遠鏡を使ったら見える!?」

「イヤイヤ、それでも無理だろう。何てったって90分で地球を一周するんだぞ。ビューンって飛んでっちゃうよ!」

とか、考え出すと話のネタは尽きない。

でも、このままでは話が進まない。結論を言おう。

見える」のだ。

それも、「肉眼で見える!」のだ。

望遠鏡で見るのは結構厳しい。ビューンって感じではないが、スーっと飛んでいく。高空の飛行機を少し遅くした位だろうか。これでも望遠鏡にとっては相当速い。赤道儀に人工衛星追尾機能が無いと厳しい。意外とドブソニアンタイプの望遠鏡の方が捕捉しやすいかもしれない。ただ高倍率で形まで見たいとなると、これまた厳しい。

 

【肉眼での見え方】

明るい星がスーっと移動するイメージ。飛行機のように点滅はしない。初めてみると少し不思議な感じがする。そこで人が働いていると考えると、これまた感慨深い。

 

【見える方向】

 問題は、どの時間にどの方向を見れば良いかだ。幸いにもJAXAは、便利なページを用意してくれている。下記のリンクがそうだ。

国際宇宙ステーション・スペースシャトルを見よう

上記のサイトでは、直近10日間の国際宇宙ステーションやスペースシャトルの位置情報が一目でわかるように工夫されている。自分の住んでいるところの近くに「◎」があればラッキーだ。是非、観察しよう。(結構、早朝の時間帯が多いようだ...。夕刻に観察出来れば良かったのだが...。)

 

【明るさ】

明るさは条件によって変わる。学研都市天文台を基準で見ると、22日にマイナス2.5等級で見えそうだ。

Date Mag Starts Max. altitude Ends
Time Alt. Az. Time Alt. Az. Time Alt. Az.
18 Mar 0.8 05:07:13 10 N 05:08:34 13 NNE 05:09:55 10 ENE
19 Mar -0.6 05:28:22 10 NNW 05:30:59 32 NE 05:33:35 10 ESE
20 Mar 0.9 04:16:35 10 N 04:17:47 12 NNE 04:18:59 10 NE
21 Mar -0.5 04:38:15 15 NNW 04:40:12 30 NE 04:42:40 10 ESE
22 Mar -2.5 05:00:08 17 NW 05:02:07 65 SW 05:04:56 10 SE
23 Mar 0.8 03:50:51 15 E 03:50:51 15 E 03:51:32 10 E
23 Mar -0.5 05:22:14 11 W 05:23:52 16 SW 05:25:42 10 S

 

 【写真に撮ろう】

写真に収める事事態はそんなに難しい事ではない。バルブ撮影で露光すれば良い。ただ、「ただの線」として写ってしまう。なので、写真のセンスが問われる。見える方向を把握してロケーションし、地上の景色と一緒に撮影すると記念の一枚になるのではないだろうか...。是非、撮影して、学研都市天文台に連絡して欲しい。

 

【究極の一枚】

このネタをあかしちゃうと旨みも何もあったもんじゃない!ってクレームが出るかもしれないが、今回のミッションで「究極の一枚」が撮れるかもしれない。そう、国際宇宙ステーションとエンデバーのランデブーを撮影する事です。チャンスは2回。ドッキング前と切り離し後。ドッキング前は密かに狙ってましたが、情報不足と悪天候で断念。なので、2回目のチャンス、切り離し後を皆さんと狙ってみたいと思い投稿した訳です。予定通りミッションが進めばミッション15日目に切り離しとなります。切り離し後、運良く日本上空を飛んでくれたら、2本の線が写るはずです。こればかりは、神様とNASAが決める事。切り離し後に自分たちの頭の上を飛んでくれるか否か、一緒に祈りましょう。

では、皆さんの健闘を祈ります。

 

去る11月17日(土)に枚方市立津田南小学校の観察会のお手伝いに行ってきました。

先ず、体育館に集合し、星空教室です。私の担当は、いつもと一緒、星空教室のパソコン係です。プロジェクターに繋いだパソコンで、当日の夜の星空を再現したり、天体写真を表示したりします。

P20071117_2S.jpg

当日の天気予報は、夕方から曇り。とても先行きを心配しておりましたが、時折雲が通る程度で、ゆっくりと星空を堪能出来ました。今回は観察会と言う事で、お月様がメインです。子供たちが一通り、観察したことろで、お約束の撮影タイムの始まりです。デジカメを持参した子、携帯電話を持っている子。PTAのスタッフさんや学校の先生。シャッターを切るたびに一喜一憂。毎度毎度の事ながら、至福の一時を堪能させて頂きました。

学校関係者の皆様、PTAの皆様、ありがとうございました。

P20071117_1S.jpg
T氏の「きりんさん望遠鏡」

去る10月20日(土)に西宮市立大社小学校の観望会のお手伝いに行ってきました。

先ず、体育館に集合し、星空教室です。私は星空教室のパソコン係です。プロジェクターに繋いだパソコンで、当日の夜の星空を再現したり、天体写真を表示したりします。

20071020_1S.jpg

一通りのお勉強が終わったところで、全員で記念撮影しました。

20071020_2S.jpg

グランドには既に沢山の望遠鏡がスタンバっています。私が持参した口径9cmの屈折望遠鏡から45cmの反射望遠鏡までがズラっと並びました。

普段私の望遠鏡は観望会では不人気です。何故って、小さいからです。20cm屈折のキリンさん望遠鏡や大口径の反射望遠鏡は、いつも長蛇の列です。でも、今回は大きな観望会。そんな私の望遠鏡にも沢山の子供たちが覗きにきてくれました。

さて、子供たちも一通りの望遠鏡での観察を終え、私の望遠鏡のところも少しまばらになってきました。ここからが私のお楽しみ。天体写真撮影会です。デジカメや携帯電話を持参した子供たちに声をかけて、お月様の写真をパチリ。お~っ!と声が上がる。カメラの機種や携帯電話によって上手く撮れたり撮れなかったりし、一喜一憂。この一時が至福の一時です。

20071020_3S.jpg

PTAの皆様、本当に素晴らしい観望会をありがとうございました。

<画像提供、四方氏>

ブログで指定時間投稿

学研都市天文台では、イベントを行う際に事前にメールマガジンで告知し、指定した時間にブログに申込み記事を投稿して受け付けている。使っているブログソフトはMovable Typeなのだが、指定時間を設定してもアップされないで困っていました。今回原因を調べたところ、サーバーで定期的に指定時間が来た投稿が無いかチェックするプログラムを動かさなければならないという事が判明。定期的に実行しなければならないプログラムは、インストールディレクトリの中のtoolsディレクトリの中のrun-periodic-tasksというコマンドです。さて、ここからが問題です。このプログラムをどうやって定期的に動作させれば良いのでしょうか?これまた色々と調べると、cronを使う事で可能との事でした。でも、cronは、レンタルサーバーでは使用禁止のところもあり、設定出来ません。早速、契約しているレンタルサーバーをチェック。ありました。契約しているサーバーのサーバーパネルにcronの文字が…。あまり頻繁に起動してサーバーに負荷をかけてもいけませんので、15分間隔で起動するように設定。そして、この記事を投稿。さて、上手く動作するでしょうか?無事動作すれば、設定を1時間に一度にします。

<補足>
やっと、自動投稿出来ました。契約しているサーバーが原因なのかは不明ですが、run-periodic-tasksを実行すると、モジュールが見つからない旨のメッセージが表示されます。どうやらPearのパスにMovable Typeのパスが追加されないようです。cron自体がコマンドを絶対パスで指定するので、run-periodic-tasksのコーディングのままではモジュールへのパスの追加のコーディングが不味いようで…。私はPearの専門家じゃないんで、エイヤッ!って感じでrun-periodic-tasksの中のパスの追加コマンドでMovable Typeのモジュールの絶対パスを書いてやると、おっ流れた!

兎に角、自動的に投稿出来る環境は出来ました。ただ、Pingが飛んでいない、アーカイブが更新されていない等、まだまだ問題はありますが、とりあえず便利。

久しぶりの新作です

学研都市天文台は街中にあります。お世辞にも空の状態は良くありません。なので大きく淡く広がった天体は街中では撮影する事が出来ません。

先日10月6日に京都の大江山で「大江山で星をみる会」が開催されました。春秋2回のイベントです。学研都市天文台は、イベント会場に望遠鏡を持参し、普段街中では、なかなか撮る事の出来ない大きく淡く広がった天体の撮影を行いました。流石に山の中は満点の星空で、天の川が綺麗に流れていました。

20071006_N7000S.jpg20071006_M45S.jpg

取り急ぎブログで先行発表です。現在、30タイトルご用意させて頂いているキーホルダーや天体写真に今後追加する予定ですのでお楽しみに。

中秋の名月

| コメント(2)

中秋の名月の時ってなんでお月見をするんだろう。中国から伝わった?豊作を祈って?色々な説があるようですが、熱帯夜から開放され、初秋の風を肌で感じながら、済んだ空にポッカリと浮かぶ月を眺めているだけで幸せな気分になりますよね。もちろん、お月見団子があれば、もっともっと幸せな気分になりますが…。

中秋の名月以外にも「仲秋」って言葉も聞きますが、この違いってご存知ですか?中秋とは、読んで字のごとく、秋の真中を意味します。旧暦では7・8・9月が秋とされていて、真中の8月の更に真中、そう旧暦の8月15日を中秋と呼びました。仲秋は、秋の真中の月をさし、旧暦8月全体の事を意味します。なので、お月見の時は「中秋の名月」が正解のようです。

さて、今年の旧暦8月15日は、9月25日でした。皆さん綺麗なまん丸いお月様が見れましたか?望遠鏡で覗くと何だか少し欠けているような?そうなんです。お月様の軌道ってとても複雑で、旧暦の15日が満月とは限らないんです。大体月齢13~17に収まっているようで、因みに今年は13でした。

前置きが長くなりましたが、学研都市天文台は9月25日に隣町の精華町、けいはんな記念公園の「観月の夕べ」というイベントのお手伝いに出かけました。このイベント、観月のイベント以外にも、音楽会あり、マーケットあり、カフェあり、そして素晴らしい日本庭園ありのイベントで、学研都市天文台は、観月ブースに望遠鏡を持参して観月のお手伝いをしてきました。主催者発表で2400名のお客様が詰め掛け、観月ブースも大忙しです。小さなお子様からおじいさん・おばあさんまで色々な世代の人たちと一緒にお月様を眺める事が出来、大感激でした。このような場を提供くださった、けいはんな記念公園様に感謝感謝です。

20070925_3S.jpg

20070925_4S.jpg
画像提供:けいはんな記念公園

惑星ぜんぶ見ようよ☆

2007年6月1日~2008年5月31日まで、「惑星ぜんぶ見ようよ☆」キャンペーンが、国立天文台日本望遠鏡工業会の主催で行われています。上記の1年間の間に全ての惑星を見て、規定の方法でエントリーすると、認定書がもらえるというイベントです。学研都市天文台でも、ゴールド認定書(全ての惑星)がもらえるように全面的にサポートしていきたいと考えます。詳細は下記のリンクをクリックして下さい。

惑星ぜんぶ見ようよ☆

CANP2007 告知2

CANは、電子冷却CCDカメラやデジタルカメラによって天体を撮影するための情報を交換することを目的としています。そして、情報交換の場として、毎年CANPをいうイベントを開催しています。今年の暫定スケジュールが概ね決まりました。参加するには、CANに入会する必要があります。入会金・会費は無料です。興味のある方は、CANに入会して、是非CANPに参加しましょう。

暫定スケジュール
2007年6月9日(土)13時 ~ 2007年6月10日(日)12時まで

予定講演内容(暫定)

★ロボフォーカスについて(佐藤さん)
★岡野さん、冷却CCDカメラ画像処理講座
★SBIG講演
★山田さん デジカメ画像処理講座
★蒔田さん、画像処理講座(マトリクス色彩強調他)

★天文台見学

その他、astroartsの講演も予定されています。夕食と翌日の朝食付。夜はフリーディスカッションタイム。第一線で活躍されている方々に日頃の疑問や質問をするチャンスです。

奈良教育大学付属小学校の望遠鏡製作教室と観望会のお手伝いをしてきました。先ず、望遠鏡製作教室ですが、なっ!何と、60名という過去に例のない大人数でした。当初の予定よりも1時間オーバーしましたが、無事に全員作成する事が出来ました。良かった良かった…。

P070127_1S.jpg
過去最高記録!60名の参加者の望遠鏡製作教室

望遠鏡製作教室が終わると、もう外はうっすらと暗くなり始めていました。観望会の開始時間が迫ってます。大きな望遠鏡は天文台から出せませんので、観望会ではいつも使っている9cm屈折望遠鏡です。望遠鏡製作教室がずれこんだ為に準備完了後、即観望会開始です。みんなが一通り観望出来た段階で、土星を待つ為に星空の勉強会を行い、全員集合の記念撮影後、若草山から昇った土星を観望しました。流石に土星は9cm屈折では厳しく、20cmきりんさん望遠鏡や45cm反射望遠鏡は長蛇の列でした。私のところはと言うと、列が出来るのが珍しい位。いつも回りの大口径パワーに圧倒されてます。でも、そんな時には、お楽しみ。携帯電話のカメラを持っている子供たちを集めて月面の撮影会です。携帯電話のカメラの性能は年々進歩していて、今年はトンでもない化物携帯電話が出てきましたね。携帯のカメラでは月面を撮ると、バックが暗い為にハイライトが飛んじゃうのが普通なのですが、月面の模様からクレーターまでビシっと写った機種もあって…。イヤハヤ、参りました。そうそう、望遠鏡製作教室で自分の望遠鏡を作った子友達。グランドの片隅で一所懸命、月や土星を導入して観察してました。ファインダーが未完成の状態で、35倍で良くぞ導入したって感じです。

P070127_2S.jpg
観望会名物 T氏のきりんさん望遠鏡

P070127_3S.jpg
私の望遠鏡 9cm屈折

P070127_4S.jpg
I先生の30cm反射

P070127_5S.jpg
長蛇の列 きりんさん凄い!

P070127_6S.jpg
土星導入中!この後歓喜の声が…

観望会が終了し、撤収後、ボランティアさんが作ってくださった豚汁をご馳走になりました。有難う御座いました。結局、今回の観望会は200名を越える参加があったそうです。観望会を安全に行う為に何十人もの方々のボランティアが集まり、素晴らしい観望会でした。皆様、ご苦労様でした。そして有難う御座いました。

CANP2007 告知

CANは、電子冷却CCDカメラやデジタルカメラによって天体を撮影するための情報を交換することを目的としています。そして、情報交換の場として、毎年CANPをいうイベントを開催しています。下記がCANPの募集告知です。参加するには、CANに入会する必要があります。入会金・会費は無料です。興味のある方は、CANに入会して、是非CANPに参加しましょう。

今年は私も参加予定です。

☆☆☆☆☆ 以下、CAN掲示板から抜粋 ☆☆☆☆☆

恒例のCANPを、今年は、関西で開催します。
CANPはCCDなどによる天体撮影技術の情報交換を目的とした会合で、毎年実施しています。これから電子冷却CCDカメラやデジカメを使って天体を撮影しようという方からベテランの方まで楽しく情報を交換しましょう。

日時:2007年6月9日~6月10日
場所:西播磨天文台

プログラム案は現在、実行委員会にて準備中です。

希望ヶ丘小学校の観望会のお手伝いをして来ました。当日は生憎の曇天でしたが、熱心な子供たちが集まってくれました。雲間に月を観望出来た子供たちもいましたが、殆どの子供たちが空を観望出来ず、遠くの高圧線の鉄塔の観望になってしまいました。体育館の中では、見える予定だった星空の説明を行い、最後に恒例のプレゼント争奪「大じゃんけんぽん大会」になりました。学研都市天文台からも、キーホルダーや天体写真、カレンダー等を提供させて頂きました。

P061125_1S.jpg
一緒にお手伝いしたT氏

P061125_2S.jpg
ボランティアさんやお母さん達もじゃんけんポン!

今回、お邪魔した希望ヶ丘小学校は、何とグランドから天の川が見える小学校なのです。ここの子供たちには当たり前の事かもしれませんが、大人になって、ふっ、と空を見上げた時、「そう言えば、学校の校庭で天の川が見えたなぁ」なんて回想して、その時に改めて素晴らしい環境で育った事を再認識し、そして誇りに思ってくれたらなぁ~と思っとります。そんな未来の回想シーンの一助になればと思いながら、お手伝いをさせて頂きました。有難う御座いました。

この場を借りて1…学研都市天文台で販売している、キーホルダーや天体写真、カレンダー等の収益金は、各地の観望会での子供たちへのプレゼント資金に当てております。

この場を借りて2…今回子供会の方々から、天文台にお祝いのお花を頂きました。本当に有難う御座いました。