MaximDLでstarlight-xpress社のSXV-M25Cカメラの使い方を説明しましょう。
流れとしては、ソフトとカメラの接続・フォーカス調整・撮影・切断になります。
0.事前確認。SXV-M25Cカメラをパソコンに認識させようで、SXV-M25CカメラのUSBドライバをパソコンにインストールしておいて下さい。
1.カメラをパソコンに接続して下さい。
2.MaximDLを起動して、ViewメニューのCCD Control Windowコマンドを実行して下さい。下記の画面が表示されます。
3.上記画面でMain CCD CameraのSetupボタンを押して下さい。
4.上記画面でCamera Modelリストの中からSX Universalを選択してOKをクリックして下さい。下記の画面が表示されます。
5.上記画面でConnect ToはSXV-M25、GuiderはNo Guider、Camera ModelはDo Not Assign、Select AOはDisabledと初期表示されます。このままでもOKですが、Camera ModelリストをSXV-M25にし、OKボタンを押しましょう。そして、Connectボタンを押します。これで、ソフトとカメラが接続されました。
6.Focusタブをクリックして下さい。下記の画面が表示されます。
7.Binningの値を4位に設定し、ContinuousにチェックしてStart Focusボタンを押し、望遠鏡のピントノブを調整して大まかなピント調整をし、Stopで停止します。
8.適当な星を選び、その周りをドラッグしましょう。そして、Binningを1に設定し、再度Start Focusボタンを押しましょう。選んだ星の周りだけが表示され続けます。その状態でInspectタブを押します。
9.Large Viewボタンを押します。数値の情報が拡大された画面が表示されます。その数値のFWHMの値が最小になるようにピントを調整します。(このサンプル画像は0ですが、実際には0にはなりません)
10.ピントが出たら、Focusタブに戻り、Stopを押してフォーカスを中止しましょう。
11.Settingsタブで撮影の準備です。Subframeが有効になっているといけないので念の為にResetボタンを押しておきましょう。そしてBinningも再確認。1になっている事を確認して下さい。
12.いよいよ撮影です。Exposeタブで露光タイプがLightになっている事を確認し、露光時間を設定したら、Exposeボタンを押して下さい。露光が開始されます。
13.露光が終わったら、FileメニューのSave Asで名前をつけて保存しましょう。
14.最後にカメラの切断方法です。Setupタブを押して下さい。そして、Disconnectボタンを押して下さい。カメラが切断されます。
以上がソフトとカメラの接続・フォーカス調整・撮影・切断手順です。体が覚えちゃうまで何度も練習しましょう。