三大流星群のトップを飾るのが、「しぶんぎ座流星群」です。しぶんぎ座?そんな星座ってあったっけ?そう疑問に思ったあなたは、天文通です。現在の星座は88星座あって、1928年の国際天文学連合の総会で決まったとされています。その際、「壁面四分儀座」が廃止されましたが、流星群の放射点として「しぶんぎ」の名前だけが残りました。因みに、「しぶんぎ座」は現在「りゅう座」の一部になっています。
さて、前置きが長くなりましたが、今年の「しぶんぎ座流星群」は条件が悪いです。なぜって?満月過ぎのお月様が近くにあって空を照らしているからです。明るい流星は、少しくらい明るくても、月があっても大丈夫ですが、暗い流星は見えません。なので、今年の条件は最悪と言えそうです。