モンスターカレンダー
2006年締めくくりの天文現象は、何と言ってもプレアデス星団食(月に隠れる)でしょう。エッ!先月にもあって、珍しくない、と…。そうなんです。今年と来年辺りまでは、集中して起こりますが、長い期間で考えると、とても珍しい現象です。今回は、前回と違い深夜ではありません。昴と月を眺めながら紅白歌合戦を聴き、年越しソバを食べる。何と風流な年越しでしょう。肉眼では厳しいかもしれません。月明かりでプレアデス星団が見えません。双眼鏡等での観察がお勧めです。では、皆さん、良いお年を…。
三大流星群のうちラストを飾るのか今回の「ふたご座流星群」です。三大流星群は、他に「しぶんぎ座流星群」と「ペルセウス流星群」があり、どの流星群もコンスタントに飛ぶ事で知られています。今年のふたご座流星群はピークが夜の9時頃とされています。この時間は、まだ月明かりにも邪魔されず、またふたご座も東の方でそこそこの高度まで昇ってきています。なので、今年は条件が良さそうです。
12月11日の夜明け前に、東の空の低空に水星と火星と木星が集合する。惑星は太陽の周りを周っているので、時々地球方向からの見た目上、集まって見える事があります。ステラナビゲータ8のシミュレートでは、水星(-0.6)、火星(1.5)、木星(-1.7)の明るさです。薄明が始まっていますが、双眼鏡で是非チャレンジしてみて下さい。火星が見えるかどうか…。見えたら、是非コメント下さいね。
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