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2006年11月 1日アーカイブ

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地球よりも内側をグルグル回っている惑星は、ごくまれにですが、太陽面を通過します。水星は前回、2003年5月7日に日面通過しました。実は私、前回の日面通過は観察し、写真も撮りました。でも薄雲を通しての観察でイマイチでした。今回は晴れてほしいですね。因みに、このチャンスを逃すと、次回は26年後だとか…。金星の日面通過も「レア物」ですが、水星の日面通過も「レア物」です。

注意1 望遠鏡や双眼鏡で太陽を見る事は絶対にやめましょう。失明の恐れがあります。

注意2 太陽専用の機材がある場所での観察の場合は、施設の方の指示に従い、勝手な行動をとらないで下さい。

注意3 太陽専用の機材で個人で観察する場合は、手順等、復唱しながら落ち着いて観察して下さい。また、機材からは絶対に目を離さないで下さい。

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天文現象に、「食」と呼ばれる現象があります。「食」は「たべる」と言う意味で、そのまま考えるとプレアデス星団(すばる)が他の天体に食べられちゃうの?と思ってしまいますよね。でも、ご安心を。天文現象での「食」とは、何かの天体が何かの天体と重なって隠しちゃう事を言うのです。今回の現象は、「月」が「プレアデス星団」を隠すのでした。

深夜の出来事ですが、双眼鏡のある方は、観察にチャレンジして下さい。

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おうし座流星群は、火球(大きな流星)が良く発生する事で有名な流星群です。主に北群と南群があり、南群が11月上旬、北群が11月中旬がピークです。しし座流星群のように、はっきりとしたピークがありません。

おうし座は夜の9時ごろ、東の方向です。「すばる」と「アルデバラン」を目印に探しましょう。

流星は、放射点から離れた位置でも発生します。おうし座を中心に空全体を注目しましょう。