2000年 6月22日〜2000年 7月22日まで

日  付 タ イ ト ル
2000年 7月22日 山の辺小学校観望会in白川ダム
2000年 7月16日 皆既月食
2000年 7月 8日 デジカメ月シリーズ 真剣に撮ってみよう6
M57撮影inゆうホール
2000年 7月 5日 デジカメ月シリーズ 真剣に撮ってみよう5
M13・1999S4を撮影
2000年 7月 1日 加茂町プラネタリウム館

2000年 7月22日(土) 晴れ シーイング○ 透明度○

今日は、山の辺小学校の観望会のお手伝いです。それにしても暑い。今日は今年一番の暑さです。午後4時に準備を開始。7名のエントリーで100人オーバーの観望会。どうなる事やら。日没直後に挨拶と星座早見盤の説明。一番星探し。そして、恒星から観望開始。ベガ。アークチュルス。デネブ。アルタイル。そして、二重星。アルビレオ。北西が少し暗くなってきたので、メインディッシュのリニア彗星。その後は、M22・M13・M57・M27。人も多いが、導入天体も多い。あっと言う間の2時間でした。その後、片付けながら、M31。月。最後に二重星団。とにかく楽しいひと時でした。でも、振り返って見て思ったが、常時20〜30人の列が出来ていたので、150人以上いたんじゃないかな?計算が合わないですから。
山の辺小学校観望会in白川ダム

2000年 7月16日(日) 曇り後晴れ

待ちに待った皆既月食です。天気予報は雨の予報でしたが快晴になりました。20時57分頃、本影に入る前後から5分間隔で撮影しました。露光はオート露光とシャッター速度を一メモリ遅くした露光を選びました。皆既が近づくと、ISOモードをオートからマニュアルでISO100に固定しました。そして皆既。本影の中心に近づくにつれどんどん月が暗くなって行きます。本影の中心付近で月がこんなにも暗くなるとは思ってもみなかったのでビックリでした。その後、反対方向から明るくなり、日付が変わり、1時前に元の月に戻りました。半影から抜けていないので、やや陰りのある満月ですが、ここで撮影終了です。(明日が仕事なので。)
望遠鏡 FC−76 ミードSP26mm コリメート法
カメラ NIKON COOLPIX990
露光 4秒 F4.0 ISO100固定
ダーク演算後2×2ソフトビニング 
コメント 8秒では、ノイズがあまりにも多かったので、露光アンダー覚悟で4秒で撮影しました。しかし、2×2ビニングする事で露光アンダーは改善出来たし、このデジカメでここまで撮れた自分に100点を与えましょう。尚、シャッターを切るときは、手ぶれを防ぐためにタイマーを使用しました。ピントは月が明るいうちに探り、マニュアルフォーカスで撮影しました。

2000年 7月 8日(土) 曇り後晴れ

夜の部:久御山町のゆうホールで撮影です。40cm・4800mmのカセグレン鏡です。先ずは月面で小手調べ。まだ、ちょっと馴染んでいないかな?でも、35mmのアイピースでも拡大像なのには驚きです。そしてM57の撮影です。南北軸のキャリブレーヨンが取れず、苦労しましたが、X軸0.1秒・Y軸20秒という、おおよそ想像もつかない数値で何とかキャリブレーションが成功しました。300秒3カット撮影した所で、S方氏の銀塩に交代です。しかし、ここで不運。雲が出て中止になってしまいました。
月の写真は準備中です!
露光:300秒×3枚をコンポジット
望遠鏡 宇治天体精機40cmF12カセグレン鏡
カメラ 月:NIKON COOLPIX990 コリメート
M57:ST−8E 直焦点
露光
コメント 4800mmは凄いですね。チップ上のM57像の大きい事。溜息が出てしまいますね。

2000年 7月 5日(水) 晴れ 夕方雷雨 シーイング△ 透明度×

今日は今年で一番ハードは一日でした。天文に明け暮れた一日でした。
夕方の部:三日月が夕空にいたので、デジカメで撮影です。タイマー併用でピントもバッチリ。レリーズが発売されるまでこのスタイルで頑張ろう。
夜の部:珍しく晴天。でも透明度が最悪。銀河は無理と判断し、球状星団を撮影。ずっとカラーで失敗しているM13を撮影しました。
深夜の部:リニア彗星1999S4をやっと捉えました。午前二時、手持ち双眼鏡でペルセ辺りに発見。でも彗星か星か区別出来ない程の見栄え。FC76にCCDをセットして撮影したら、ちゃんとコマと尾っぽが写った。この日の為に買った中古のFC76。やっと本来の目的での使用です。ただ一点の誤算は、彗星が暗すぎてFC76では口径不足ということでしょうか。
露光 1/0008秒 F03.9
ミードSP26mm
2×2ビニング
露光 1/0002秒 F04.0
ナグラー7mm
2×2ビニング
望遠鏡:NGT12 カメラ:ST−8E 直焦点
RGB:各300秒×3枚 ビニング無し
望遠鏡:FC−76 カメラ:ST−8E 直焦点
RGB:各60秒×4枚 2×2ビニング
望遠鏡 FC76 コリメート撮影 D4+ND2+ND4フィルター
カメラ NIKON COOLPIX990
露光
コメント 手ぶれを防ぐにはタイマー使用!これからの常識。(前から常識だ!)

2000年 7月 1日(土) 晴れ時々曇り

夜の部:加茂町プラネタリウム館で、ジュニアリーダーに対する天文教室があったので、そのお手伝いに行きました。光害の話・プラネタリウム見学・天文講義・望遠鏡の説明・実演・観望会と短い時間で内容の濃い天文教室でした。テニスコートの光に悩みながらも、さそりは見えるし、空の条件は良かったです。二重星・球状星団・惑星状星雲等を観望しました。20cm屈折もファーストライトです。いつもでかい望遠鏡を見慣れているのでイマイチ評価出来ませんでした。
加茂町プラネタリウム館(クリックしてね!)